インフルエンザに気をつけよう!
監修:川崎医科大学 教授 大石 智洋先生
インフルエンザの症状
風邪もインフルエンザもウイルスによる感染症ですが、インフルエンザは下記のような全身症状が急激に出ることが多いのが特徴です。
こんな症状が出た時は要注意‼
- 痙攣している
- 意識がはっきりしない
- 異常な行動をしている
- 呼吸がいつもより速い、息苦しそう
- 顔色が悪い、唇が紫色になっている
- ぐったりしている
- 嘔吐や下痢をくり返している
- 食事や水分を摂取できない
- 手足の先が冷たい
1つでも当てはまる場合や、何かおかしいと思った時はかかりつけの医療機関、こども医療でんわ相談(全国同一の短縮番号#8000をプッシュ)等に連絡して相談してください。
インフルエンザに感染した時は、どのように過ごせばいいの?
下記のようなことに気をつけて過ごしてください。
抗インフルエンザウイルス薬ってどんなもの?
インフルエンザのお薬は様々な種類があります。
医師・薬剤師の指導に従い、可能な限り発症から48時間以内に適切な量をしっかり服用することが重要です。
インフルエンザについてもっと詳しく教えてください
ヒトに感染するインフルエンザウイルスはA型・B型・C型に大別されます。
A型・B型には様々なタイプがあり、繰り返し流行します。
一度感染した後、同じシーズンに別のタイプに感染してしまうことがあるので注意が必要です。
インフルエンザの検査とは?
検査はとても簡単! 抗原検査を受けるのは発症から12~48時間のタイミングがベストです。
検査が早すぎたり遅すぎたりすると偽陰性になることがあります。
検査の材料を採取します
検査が行われます
検査結果と診断結果から医師が総合的に確定診断をします。
インフルエンザに感染した時、学校などは何日間お休みすればいいの?
出席停止期間は法令*で「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児の場合は、3日)を経過するまで」と目安が定められています。
詳しくは医師に相談してください。